auto_openマクロは、感染したスプレッドシートが開かれるたびに実行され、その後にExcelの起動パスを決定するcheck_filesマクロが続きます。 スタートアップパスにPERSONAL.XLSという名前のファイルがない場合、ウイルスはそれを作成します。 このファイルには "Laroux"というモジュールが含まれています。
PERSONAL.XLSは、Excelで記録されたすべてのマクロのデフォルトのファイル名です。 したがって、このウイルスに感染していなくても、システムにPERSONAL.XLSがある可能性があります。 スタートアップパスは、デフォルトで\ MSOffice \ EXCEL \ XLSTARTに設定されていますが、Excelの[ツール]> [オプション]> [全般]> [代替スタートアップファイル]メニューオプションから変更できます。
感染したワークブックが書き込み禁止のフロッピーにある場合、Excelがそれを開こうとするとエラーが発生し、ウイルスは増殖できなくなります。 Excel Macro / Larouxは意図的に破壊的ではなく、ペイロードを含みません。 それはただ複製するだけなので、Office97に害を及ぼすことはほとんどないでしょう。