コピー時にスプレッドシートの数式が変更されないようにする

数式がMicrosoft Excelスプレッドシートまたは別のスプレッドシートプログラムで作成されると、デフォルトでは相対セル参照を使用して作成されます。 相対セル参照を使用している数式をコピーすると、数式は貼り付けられた場所を基準にして相対的になります。 たとえば、セルB2に "= A2"という式があり、そのセルをB3にコピーした場合は、コピーされる場所に相対的なので "= A3"になります。

数式のコピー時に数式が変更されないようにするには、数式の一部または全部を変更して絶対セル参照を使用する必要があります。 "= $ A $ 2"であるセルC2に絶対セル参照を作成し、そのセルをC3(または他のセル)にコピーした場合、絶対セル参照は常に変更されずに残ります。

追加の絶対セル参照例

絶対セル参照は、式のすべての部分で使用することも、絶対値のままにしたい行または列に使用することもできます。 行または列を絶対にするには、ドル記号($)で始める必要があります。 以下は、数式で絶対セル参照を使用する方法のいくつかの追加の例です。

相対列および絶対行の参照

 = 2ドル 

上記の式は、相対行と絶対行参照を使用しています。 セル式がコピーされた場合、行は常に同じままになります(2)が、列はコピー先の場所からの相対位置になります。

相対行参照を含む絶対列

 = $ A2 

上記の式は、相対行参照とともに絶対列参照を使用しています。 セル数式がコピーされた場合、列は常に同じ(A)のままになりますが、行はコピー先の場所からの相対位置になります。

相対セル参照を含む絶対セル参照

 = SUM($ A $ 2 + B2) 

上記の式は常にA2の値を使用しますが、次の相対セルを追加します。 セル数式がC2からC3にコピーされた場合、 "= SUM($ A $ 2 + B3)"になります。