MS-DOSからプリンタに情報を印刷するには、コマンドの入力後に '> LPT x 'コマンドを使用する必要があります。 このコマンドは、すべての情報を適切なLPTポートに転送するようにコンピューターに指示します。xはポート番号を表します。 例と最も一般的に使用されるコマンドを以下に示します。
DIR> LPT1
このコマンドは、dirコマンドを使用してディレクトリの一覧を印刷するようにコンピュータに指示しますが、画面に印刷するのではなく、LPT1にあるプリンタに送信します。
次のコマンドは、typeコマンドを使用してファイルの内容を印刷します。
FILE.TXT> LPT1と入力します。
ただし、複数のファイルを印刷する必要がある場合は、次に示すようにcopyコマンドを使用することもできます。
COPY / B * .TXT> LPT1
上記の例では、copyコマンドを使用して、現在のディレクトリ内のすべてのtxtファイルまたはテキストファイルをLPT1ポートにコピーします。
上記の例を使用するとき、これがASCIIファイルのみを印刷し、そしてバイナリまたは暗号化されたファイルを印刷しないのを理解するのが重要です。 テキストファイルだけがこの方法で印刷されることを意味します。 Microsoft Word、Excel、Works、WordPerfect、またはプログラムを必要とする同様のプログラムを印刷しようとしても機能しません。
注:MS-DOSで> LPT xコマンドを使用すると、プリンターにページ送りコマンドが送信されないため、プリンターから用紙が取り出されないことがあります。 手差しで用紙を排出するには、FF(フォームフィード)またはページフィードのボタンを使用して用紙を排出します。 ドットマトリックスプリンタをお持ちの場合は、手動で用紙を排出するためにハンドルを使用してください。
MS-DOS 2.0からMS-DOS 6.xのユーザー
2.x - 6.xを使用しているMS-DOSユーザーもprintコマンドを使用できます。